マダイのつく根（岩礁）（4-8）

タイ科生息地：北海道以南（琉球列島を除く）、朝鮮半島南部、東シナ海、南シナ海、台湾幼魚はアマモ場などで過ごしますが成長するにつれて深場へと移動します。岩場などの構造物を好み数尾〜数十尾の集団で行動するようです。春には産卵のために浅い岩礁域へ移動するのですが錦江湾では、これを「入り鯛」「桜鯛」などと呼...

イサキ科生息地：本州中部以南、南シナ海高級魚として知られる魚で釣り人にも人気です。沿岸の岩礁域などで普通に見られます。全身黄色や白、あるいはそれらが混ざった体色のものがまれに捕獲されることがあるそうです。背ビレの一部が鶏のとさかに似ているため「鶏魚」と書くこともあり、英名の「Chicken grun...

アカメ科生息地：静岡県以南〜鹿児島県、西日本の太平洋沿岸のみに生息。日本固有種稚魚はアマモ場などで育ち成魚は沿岸域から河川下流の汽水域まで入り込み魚や甲殻類、多毛類などを捕食します。大きな生息地は高知県と宮崎県が知られていますが生息環境の変化などにより数が激減し絶滅が危惧されているそうです。この水槽...

イサキ科生息地：茨城県以南の太平洋岸、新潟県以南の日本海沿岸、瀬戸内海、琉球列島〜台湾、朝鮮半島、インド・西太平洋域沿岸浅海の岩礁域・サンゴ礁域やその周辺の砂底に生息。体色は青灰色の地色に小さな黄橙色の斑点が体全体に散在しています。幼魚は黄色と黒の縦帯が体側に2本ずつ見られます。肉食で、甲殻類、多毛...

イサキ科生息地：南日本、南シナ海、スリランカ、アラビア海沿岸の岩礁域に生息。背ビレの前方から尾ビレに向かって斜めに黒い帯があり、この周辺には黒い点が散りばめられています。コロダイとよく似ていますがコロダイはこの点が黄色で色帯はないです。この水槽のトップへ

ウツボ科生息地：琉球列島を除く南日本、稀に慶良間諸島外洋に面した沿岸の岩礁域で、岩穴などに潜んでいます。黄色と茶色の独特の模様・体色です。歯は鋭く、これが「海のギャング」と呼ばれる所以ですがこちらから危害を加えない限りはおとなしい魚だそうです。夜行性で、夜間や雨天、曇った日などは活発に動く姿が観察さ...

ウツボ科和歌山県以南、西部太平洋、サモアなどに分布サンゴ礁域の浅所に生息鉄が錆びたような体色で体には小斑紋があり眼の虹彩は白いです。肉食性で、甲殻類や魚類などを捕食します。この水槽のトップへ

コブヒトデ科生息地：屋久島〜沖縄本島、ニューカレドニア、メラネシア、インドネシア、フィリピン沿岸砂泥底や転石帯、岩礁域などに生息する大型のヒトデです。錦江湾では非常に多くの生息が確認されています。ナマコやウニ、ソフトコーラルなど様々な生き物を餌として捕食します。口から胃を出して獲物に押し付け体外消化...