内湾の砂地　ミナミウミサボテンの水槽（2-10）

ウミサボテン科生息地：高知、沖縄周辺、インド洋造礁サンゴと同じように体内に褐虫藻が共生しているため昼間はポリプを伸ばしますが夜は縮んで砂の中に潜ってしまいます。水槽内では毎年産卵が確認されていて2010年に日本動物園水族館協会の繁殖賞を受賞したそうです。この水槽のトップへ

ヘコアユ科生息地：相模湾以南、インド王・西太平洋サンゴ礁の水深25ｍより浅い砂地に生息。サンゴの枝やガンガゼというウニの長い棘の間に入りこんで身を隠すことがありそういう場合に体を貫く黒い縦縞模様がよいカムフラージュとなります。普通は頭を下にしていますが危険な時などは体を横に向け素早く泳ぐこともできる...

ヨウジウオ科生息地：高知、八丈島、鹿児島、琉球列島、太平洋〜インド洋タツノオトシゴの仲間です。内湾や沿岸のサンゴ礁域、岩礁域などに生息。藻場や海草の多い所で生活しています。水深10ｍ程のところで多く見られますが、水深70ｍ付近や汽水域などでも目撃されています。尾部をサンゴの枝や海藻などに巻きつけて体...

テンジクダイ科生息地：琉球列島・台湾南部・西太平洋の熱帯域サンゴ礁の内湾にすみやや泥っぽい底質や藻場を好みます。サンゴや海藻、岩などの周辺に群れています。地味な魚ですが背びれの後縁の白いラインが鮮やかで藻場の中に群れている時は体色も黄金色になって美しいそうです。この水槽のトップへ

テンジクダイ科生息地：奄美大島以南サンゴ礁の内湾に住みやや泥っぽい底質を好みます。昼間は他のテンジクダイと同様に頭を斜め下に向けてじっと浮遊しています。ガラス越しに近づくと素早く逃げるわけではないですが何気なくミナミウミサボテンの影に隠れていくそうです。この水槽のトップへ

トラギス科生息地：浅い砂礫域やサンゴ礁域に生息　　　　琉球列島から西部太平洋の熱帯海域に広く分布白っぽい体に茶色の斑紋があり尾びれには特徴的な黒い斑紋があります肉食性で、甲殻類やゴカイ類、小魚などを捕食しますこの水槽のトップへ

フグ科生息地：琉球列島、西部太平洋、インド洋にかけて生息陸に近い沿岸域や河口域、内湾の沙底や砂泥底、海藻の繁茂する場所でよく見られます体色は灰褐色や緑褐色で目の周りに白い環状の模様があります単独で行動し群れることはないそうです成長すると体長は40〜50ｃｍになるとのこと雑食性で。貝類、甲殻類、ウニ、...

ソデボラ科生息地：房総半島以南猛毒で危険生物とされているイモガイの仲間に似ていますが全く違う仲間です。爪のような蓋でジャンプするように動く様子から鹿児島では「トッピナ」などと呼ばれます。大きな目玉の間からのびるゾウの鼻のような部分は「吻」といい長く伸びた先端に口があります。藻を食べて水槽を掃除してく...

藻類の仲間太平洋やカリブ海、地中海など世界中の暖かい海で見られます。国内では伊豆半島周辺以南で暖かく浅い海の砂地や砂礫に生えます。丈は１０�p程。鮮やかな緑の葉状部分は肉厚でウチワサボテンのような形です。この水槽のトップへ