砂地で暮らす生き物たち（4-5）

ヒラメ科生息地：千島列島〜九州、南シナ海水深２００ｍまでの砂地に生息し自分の体に砂をかけて潜ります。眼だけを砂から出し近くを通る魚を一瞬で捕食するそうです。ふだんはじっとしていますが瞬発力があり泳ぎは速いそうです。カレイと違って歯が鋭く体の左側に両眼が寄っています。この水槽のトップへ

カスザメ科生息地：北海道〜沖縄諸島水深２０〜３００ｍの砂地に生息しています。主に甲殻類や底生性の魚類を捕食。英語では「エンジェルシャーク」（天使のサメ）と呼ばれていますがかなり獰猛な性格をしているそうです。この水槽のトップへ

ヒラメ科静岡県以南の南日本太平洋岸、瀬戸内海、九州沿岸台湾、中国、東インド、西太平洋域カレイと名前がついていますが実はヒラメ科の魚です。二つの斑点がセットになった目のような模様が2個から4個あるのが特徴です。肉食性で、魚、甲殻類、貝類などを捕食します。この水槽のトップへ

ミシマオコゼ科生息地：琉球列島を含む南日本、東インド諸島砂地に潜って生息するミシマオコゼの仲間です。体全体を砂中に潜らせ眼だけを砂上に出していることから英語ではスターゲイザー（星を見つめる者）と呼ばれるそうです。口からはゴカイなどに似たルアーを出しエサと間違えて寄ってきた獲物を一瞬で捕食するそうです...

モミジガイ科生息地：本州中部以南〜インド・西太平洋浅い砂浜や干潟、潮下帯などに広く生息。通常は砂や泥の中に棲み夜明けや夕方などの薄暗い時間帯に活動するとのこと。７〜１０ｃｍ程度で体色は褐色〜黒色。「カイ」と名付けられていますがヒトデの仲間です。この水槽のトップへ

ウチワエビ科千葉県から九州、沖縄、東シナ海、フィリピン諸島、オーストラリア沿岸などに分布水深100ｍ程の温暖な海域の砂泥底やサンゴ礁に生息扇のような形の扁平な形が特徴です。昼間は砂や岩のすき間に身を隠していることが多く夜になると小魚や小型の無脊椎動物などを捕食します。この水槽のトップへ